10秒待ってください!
イライラしてしかたない!なにか落ち着かない!本当に頭に来る!
日々の生活の中で、「イラッ」とくることはたまにはあるでしょう。あなた自身がストレスと感じること。それはとてもよくないことです。
「イライラ」するときを、振り返ってみましょう。まるで沸騰したお湯のように、頭から湯気が出ているに違いありません。
本当に湯気が見えるかは定かではありませんが、そんなイライラするとき、「10秒だけ」待ってください。
10から1までカウントダウンするだけでいいんです。
10,9、9・・・
7、6、5・・・
4、3・・・
2、
1・・・
0(ゼロ)!!!
はい、どうですか?ちょっとはピークを過ぎたんじゃないですか?
カウントダウンをしたいま、この様子を「テレビを通して」見ていると思ってください。
イライラの対象が、モノかもしれませんし、人かもしれません。
あるいはサービスやコトかもしれません。どんな対象でもよいですが、まずは「当事者から離れる」ことを心がけましょう。
テレビの中を通して、その怒りやイライラを見ていると思って下さい。
イライラは一体、何に対して起こっていたのでしょうか。
怒りは、なぜ生まれたのでしょうか。
考えるほどに、小さな理由や、自分自身のこだわりが原因であったことに気づくはず。あなた自身が、相手やモノのせいで、機嫌を悪くし、ストレスと貯める必要はありません。
テレビのように、イヤな番組であれば、チャンネルを変えるか、電源をオフにすればよいのです。
「怒り」は相手への「期待」と「現実」とのギャップ
怒りの感情がなぜ生まれるか。それは「期待」と「現実」のギャップの幅が、そのエネルギー源といわれています。
相手やモノに期待するほど、そのギャップは大きく、コントロールできないものに対し、期待値を設定してしまう。このことが「怒りやすく」なったり「イライラ」の原因なのです。
自分では手を尽くせないことには、期待しない。決して、相手や他人に失望するという意味ではなく、「こうあるべき」という押し付けをしないこと。
「やれやれ」という気持ちで毎度過ごせれば、怒りの感情にあなた自身が支配されることはないのです。
いま、起こっていることをそのまま受け入れましょう。起きたその瞬間から、目の前の事実は「過去」になります。
「未来」に向けて、前向きに歩むためにも、「イライラ」にとりつかれているほど、暇はないのです。
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