「集中できない」は本当?
「やる気スイッチ」と同じように、「集中力が欲しい」という話をよく聞きます。
回りの音や、光の具合に左右され、「環境がよくないから、集中できないんだ」という理由で、なかなか勉強や筆が進まない…。
でも、本当に「環境」が原因でしょうか。
「環境」を理由にする人の理由としては、次のようなものが、よくあげられることでしょう。
- 周りが「うるさい」からだ
- 部屋の「温度」があついorさむいからだ
- 机の「高さ」があわない
- 椅子の「高さ」があわない
- 変な「匂い」がする
- 照明が「暗い」からだ
- 食後で「眠い」からだ
などなど、あげたらきりがありません。でも、まってください。理由をみたら、音や温度など、敏感にまわりに目を配らなければ、わからないことばかり。
つまり、「集中してる」からこそ、まわりが気になるのではありませんか?
どうやら、「集中できない」「集中力が欲しい」とは、別な理由がありそうです。
「やる気」が先、「集中」は結果
それは、「とりかかりたくない」という「やる気」の問題や、「何からやったらいいかわからない」といった、そもそも課題や問題の解き方がわかっていないなど、環境よりも姿勢や向き合い方に問題がありそうです。
では、そんな「集中」する「状態」にさせるにはどんな「環境」がよいのか。
×「環境がよい」→「集中力」アップ→やる気
ではなく、
○「効果的な環境」→「やる気アップ」→集中してた
になるため、「やる気」になる刺激やきっかけを作れる場がよいでしょう。それは、自分から環境が気になる場とは、反対のところにいけばよいのです。
例えば、集中せずとも、音や振動があるところ。
- エンジン音が聞こえる「飛行機」や「バス」の中
- 会話や食器の音が聞こえる「カフェ」
- 子供の声や鳥の鳴き声が聞こえる「公園」
などがあります。あえて、外部刺激があるほうが、それを遮ろうとして、気がつけば考えることに集中していることでしょう。
そう考えると、静かな図書館はまわりがきになってあまり勉強はかどらなかったのもよくわかりますね。
コメントを残す