「遊び」だから、本気になれる
勉強や仕事だけでは、人間やってられませんよね?
ときに休んだり、遊んだりがあるからこそ、人生にメリハリが出てくる。
好きなことをしているとき、気づいたら我を忘れて集中してた、なんてこともあるくらい。
気づいたら夜になってたなんていうのも、「本気」で、「集中」してるからなんですよね。
そんな夢中で、集中できる「遊び」は、とても大事なのです。
それは、あなたの持っている「本気」引き出し、どこまでやれるか、という「潜在能力」を引き出してくれるのです。
例えば、ゲームひとつとっても、あなたの持つ能力の高さを示すとすれば
- ゲームが楽しくて、何時間もしてしまった(集中力)
- 攻略法を考えて、クリアした(仮説検証力)
- 友達にやり方を教えてあげた(プレゼンテーション)
- ゲームの進め方について議論(ディスカッション)
というように、ゲームにも、いまの時代に必要な能力がなければ、うまくできませんし、楽しく遊べないのです。
それなら、ゲームをやっていれば、どうにかなるかというと、それだけでは足りないものがあるのです。
「脳」は、右脳と左脳のバランスが大事
ゲームという「遊び」は、持っている能力を使うことはできますが、伸ばしたり、鍛えたりはできないのです。
しかも、基本的に使うのは「左脳」。頭を使って、手を動かして進めるわけですから、アウトプット主体の「遊び」なのです。
したがって、「右脳」や「心」に響く「遊び」をしなければ、バランスが非常に悪いし、片寄った価値観の人間になってしまうことでしょう。
よく社会的事件に、ゲームに夢中だったことが話題になりますが、ゲームそのものが悪いのではなく、このバランスを欠いた「遊び方」に問題があったのだろうと思います。
では、感性や表現を磨く遊びは、いったい何をすればよいのか。それは、「リアル(現実)」な「遊び」をすることです。
身近なところでも、「遊び」はたくさんあります。
- 池に石を投げて、何回ホップするか
- 落ち葉の葉が何の形に似ているか
- 四つ葉のクローバーを探す
- かくれんぼをする
- 鬼ごっこをする
- 雪だるまをつくる
やることは何でもいいわけです。自分の体を使って、自然環境の中で活動する。
全身で、五感で、季節や植物を感じる「環境」にいることが、あなたの心を意識、無意識に刺激していきます。
全力で走って、心臓がばくばくすることもあるでしょう。
雪を触って、冷たいと感じることもあるでしょう。
自分の体で体感することが、あなたへの刺激となり、脳に記憶として刻まれていく。この時間が大切なのです。
「遊園地」で、全力で楽しむ
昔に比べて、公園や自然環境も身近に少なくなり、昔ながらの「遊び」も、できなくなってきています。
そんなときは、遊園地でもよいでしょう。友達や家族と全力で楽しむ。「どうせ着ぐるみでしょ」みたいな覚めた目線は辞めて、アトラクションやダンスに積極的に参加する。
季節によっては、ハロウィーンで仮装したり、なりきる姿勢も大事。
さすがに普段の生活圏で仮装してたら、どうかと思われますが、目的にして集まる場所なら、問題ないでしょう。
あなたが全力で「表現」する遊びに取り組めたとき、心は大きく揺さぶられ、人間としての成長も、バランスがとれたものになっていくことでしょう。
「遊び」だから、「本気」になれる
「本気」だから、やる価値がある
仕事と遊び、勉強と遊び、いつまでも「遊び」とバランスをとりながら、豊かで楽しい時間で、人生を満たしたいものですね。
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