”書けないよー!もう!!”という行き詰まり感
身の回りのこと、持ってる持ちネタ、先輩ブロガーのブログを見たり、一通り一巡すると、突然書くネタが息詰まるという壁にぶつかります。
ネタがないほど焦って、さらに頭が混乱してくる・・・。だれもが直面することです。
でも、雑誌に連載していたり、ウェブライターとしてやっている人たちは、無尽蔵に湧き出てくるかといえばそうではありません。
書くことを仕事にしている人たちは、持ちネタが多いのではなく、「ネタのインプット量」が多いということなだけです。
でも大丈夫!大量の読書をしなくとも、誰かにインタビューしなくとも、セミナーやNoteを買いまくらなくても、「あなた自身」がコンテンツそのものなんですから。
その1:ネタの基本3原色をおさえる
例えば、いま絵の具が青1色しかないとしましょう。描ける絵は限られてきます。
でも、これに赤色が1本手に入れば、2色になるでしょうか。いや、3色にも、4色にも変わります。それは「色と色を混ぜる」ということ。
「青色×赤色」を混ぜれば、色であれば濃紺となり、光であれば紫となる。
基本色さえ押さえれば、無限大に色は作れる
わけです。
つまり、あなたにも基本色となるものを軸に「組み合わせる」というスタンスを持てば、ネタは無限大に作れるということ。
ブログでいう「基本色」とは一体何か。それは次の3つです。
- あなたの「仕事」=会社員、アルバイト、学生、ニート、主婦なんでもよいです。
- あなたの「趣味」=ゲーム、旅行、プログラミング、食べ物、コスメ、スポーツなど
- あなたの「話題」=季節の行事(毎月)、イベント(フェス、コンサートなど)、事件など
これら単体でもよいのですが、それを2つ以上組合せてネタを作るということです。
例えば、「アルバイト」×「旅行」=お金がなくても楽しめる方法を書いても良いですし、知らなければ「探してみた」という体験型のリアルな感想でもよいわけです。
また、「主婦」×「コンサート」なんかの組合せなら、「子連れで行けるコンサート一覧」とか「託児所の使い勝手」、「子供を旦那さんに見てもらう方法」、「主婦仲間の見つけ方」など、自分の立場からの視点で、ネタをまとめていけば良いということです。
だからまず、ネタを組み合わせる「仕事」×「趣味」×「話題」から、ネタの構造を作っていけば無限大の組合せが可能なので、それこそ書き始める前の空いた時間や移動中、待ち時間などに「組合せ」のパターンをアイデア出ししておけば困らないことと思います。
そこで、Twitterが生きてくるわけです。「移動先のメモ帳=Twitterのつぶやき」ってこと。
「買い物」でかけたら、「セール」なのに普段より安くない。なんで?
「セール」に惑わされずに得する買い物したい。
気づいたこと。ちょっと気になっていたこと。を書いておくだけで、メリットはたくさん!
- ひらめいたことをどこでもメモにできる[記録]
- すぐに言語化することで、考えを整理できる[構造化]
- 問いと答えの関係からネタの方向性が決まる[ターゲット層]
- 気づく▶書く▶読み返すが、思考の訓練になる[思考力UP]
つまり、Twitterの活用は、
あなた自身のブログを書く能力=ライティング力の向上
に役立つのです。
その2:情報のインプットは「視点移動」から
ネットをスクロールしても、似たようなネタを書くことになり、差別化もできなければ、読み手にとっても面白くない記事になってしまいます。ほしいのは「あなた」というキャラクターでみたときのこの世の中の「見方」なのです。
例えば、いつも撮るカフェの写真も、視点を変えれば、変わった見方がでてきます。だから、撮影するときはいくつもの違った角度から写真を撮ってみましょう。
斜め上なら、テーブルに置かれた商品しか見えませんが
真横からみると、商品の先にあるお客様がみえてきます。
すると、
- 来店してる人はどんな人か
- 何を目的に来ているのだろうか
- 何を頼んでいるのだろうか
- 待ち時間にスマホでなにをしてるんだろうか
- 誰かときている人は、どんな会話をしてるだろうか
といった具合に、いろいろなストーリーが浮かんできます。この問答を書けばよいのです。
いつも使う駅やショッピングモール、コンビニやバス停でもかまいません。人間観察はネタの宝庫です。もし、パソコンもなく、スマホも開けず、ただ時間があるようなときにこそできる思考力アップの方法。
いつだって学びの時間として、あなたのスキルアップが可能なのです。
その3:写真を取る”散歩”をしよう
スマホ一台持って、近所でも、街なかでも、いつもと違う駅や場所でも散歩してみましょう。とにかく「違う」「同じ」「面白い」「不思議」といったアイキャッチをしそうなものをひたすら写真に撮るだけです。これが「一次情報」という価値になります。
ネットのネタを探して書くのでは、誰かのネタを「模倣」や「模写」するだけで、「二次情報」にすぎません。読者が読みたいのは「一次情報」であり、発見したあなたの現場での視点なのです。
例えば、この写真だけでも、ネタはたくさん浮かんできます。
手前の女性二人は、いったいどんな会話をしているるのでしょうか。背を向けて座っている女性はなにをしているんでしょうか。
奥のパラソルでは何が売られているんでしょうか。
こうやって、街中のシーンを切り取ることで、世の中のトレンドや空気を感じとっていけば、情報とネタのインプットは毎日の生活で、溢れ放題です。
街を歩けば、発見はいくらでもあります。リフレッシュも兼ねて、部屋の外へ出てみましょう。
まとめてネタ仕入れなら、旅行が一番!
そして、「旅行」はネタ仕入れの宝庫!国内から海外まで、どこでも構いません。気温、習慣、食べ物、方言、デザイン、コミュニケーションなど、普段と違うものすべてがあなたの日常との比較で、気づきを与えてくれます。
旅で出会った、人、食べ物、商品、看板、店など、あらゆるものを写真に収め、あなた自身の軸と比較してみましょう。
あなたの「仕事」だったらどう見えるか
あなたの「趣味」とかかわり合いを持てるか
そんな「あなた目線」で
世の中を切り取ること=文章化するということ
ですから、特別な才能は必要ありません。「行動」あるのみです。
もし、あなたが何らかの都合で旅ができなくとも大丈夫。4travelなどの口コミサイトで「旅した気分」で自分だったらどうなるか、を想像するだけでもOKです。
週末だけ旅にでるサラリーマンのトラベラー「リーマントラベラー」のInstagramも面白いですね。
現職の広告代理店勤務でありながら、海外にも週末飛んで、月曜日の出社を間に合わせる生活なんてすごいですよね。こういう行動力ある人になれなくとも、「疑似体験」しながら次の自分を想像してもいいかもしれません。
すこしはアイデアのネタ湧いてきましたでしょうか。人間、壁にぶつかるということは、進んでいる証拠。進まない人は何も抵抗がないんですから、あなたは少なくとも前進しているのです。
壁の乗り越え方は人それぞれ。直進して押し倒してもいいし、壊してもいい。あるいは、ちょっと横にずれたら壁がなかったなんてオチも・・・。
あなたの無限大の可能性を信じて。さあ、もう少し頑張りましょう!辞めるのは簡単ですよ。続けるから価値がある。きっとあなたの視点が花開くときがやってきます!
さあ、
いま、書こう!\(^o^)/
読む人がほしいのは、あなたの感想ではなく、あなた自身が「損をした」「間違った」という失敗談。人間は得する話よりも、損する話のほうが興味が強く湧くのです。