”やばい!”受験まで時間がない!!
外が肌寒い冬を迎え、クリスマスや正月が近づいてくると、世の中の華やかな雰囲気とは反対に、受験が日々近づいていることを実感します。
日付を数えてみたら、もうあと1ヶ月や2ヶ月を切るところ・・・。
計画と立てた頃には、達成していたであろう、暗記や問題集、復習も、ままならないまま、日付だけが過ぎていく・・・それは焦りますよね。

でも、受験生に時間は平等です。早い人や遅い人がいるのではなく、
「与えられた時間」で「何をやるか」というシンプルなもの。
過去を悔やんでも取り返せるものではありません。
だからといって、未来のことを考えて不安になっても仕方がない。やるべきは
「いま」目の前に取り組めることのみに集中することです。
試験直前だからこそ大切なこと
受験が近づくと、みんな誰もがラストスパート。焦りながら時間を費やし、覚えたのか覚えてないのかよくわからないまま机に向かっていては、効果的な学習とは言えません。
大切なことはただ1つ
「わからないことを明らかにし、わからない理由を理解すること」
これだけです。ちゃんと成績が取れていない受験生ほど、「解けた問題」「取れた点数」にこだわります。それはもう達成したもの。いまは「わからないこと→わかる」が最優先に取り組むべき課題。
だから、「わからないこと」が「わかる」とは、克服まであと一歩。
- 「見落とし」ていたことはなにか
- 「間違えて覚えていた」ことはなにか
- 「勘違い」していたことはないか
- 「省略してしまった」ことはないか
おおよそ、問題が解けていいない原因は上記がほとんど。すぐに教科書や参考書を見直し、「抜けている知識」や「誤っている考え」を書いて正しましょう。

受験勉強とは「問題集」を解くことよりも、「自分専用参考書」をつくることが、克服と成績アップの近道。
コツコツと暗記を進めつつ、「自分専用参考書」をノートにまとめて、それが分厚くなったら、受験に挑む当日、自信を持って試験会場に入ることができるでしょう。
「名前」を書くことは合格への近道
テストで一番大事なことはなんだと想いますか?
それは「名前を書くこと」です。え???と思ったあなた。本当ですよ!
もう一度いいますね。
「受験で一番大事なことは名前を書くこと」
だってね、考えてみてくださいよ。いくらすべての問題が解けていたとして、満点の回答であったとしても、「名前がなかったら0(ゼロ)点」ですよ。
つまり、点があるかないかを決める重要な要素。焦って問題をとき始めるのではなく、「名前を書く」ことを念仏のように唱え、簡単で大切なことを忘れないようにしましょう。
名前さえかければ、あとは落ち着いて解いていけるはず。焦る気持ちを鎮める効果としても「名前」は自分自身への呼びかけと応援をするようなもの。

だから、「名前」って大事なのです。
そして、もう1つ大事なことがあります。それは「問題を読むこと」です。
試験って何のためにやると思いますか?「問題を解く」ことです。聞かれたことに答えられていなければ、どんなに素晴らしい答えも「0(ゼロ)点」です。
例えば、
問題:次の問いに答えなさい
問題と答えは一致しなければならない
質問:「今日の天気は何ですか?」
答え:今日は暑いですね →これでは不正解
聞かれていることは「天気」を聞く質問に答えること。
答えとして、「晴れ」「曇り」「雨」「雪」といった天気を答えるべきであり、「暑い」「寒い」といった気温をこたえるのは正しい答えではない、ということ。
「聞かれたことに答える」ことは、基本中の基本。自分なりの問題をつくらず、問題の出題者が何を聞いているか、を正しく認識すれば、正答率はもう少しあがっていくはずです。
受験勉強はこうした「素直な受け答え」の訓練にもなっているのですね。
直前になるほど焦りが出てくるかもしれませんが、こういうときだからこそ基本に立ち返り、もったいない誤りで点が取れないことのないように!
「正しい」答え方を徹底して行っていきましょう。
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